LNET導入事例

埼玉県立川口青陵高等学校 様

埼玉県立川口青陵高等学校埼玉県立川口青陵高等学校校舎
【所在地】
〒333-0832
埼玉県川口市神戸東520-1
【創 立】
昭和58年(1983年)
【生徒数/教員数】
生徒 791名 / 教員 52名 (平成28年5月1日現在)
【教育目標】
  • ●自主的精神に充ち、豊かな教養と情操を身につけた人間を育てる。(自律)
  • ●規律と責任を重んじ、協調性に富んだ人間を育てる。(協調)
  • ●健康でたくましく、活力あふれた実践力のある人間を育てる。(創造)
【公式サイト】
http://www.kawaguchiseiryo-h.spec.ed.jp/

システム概要

コンピュータ教室(第2情報処理室)の更新が行われ、構成機器の中で2台のPCの間にディスプレイを設置してお手本の映像を一斉に提示するシステムである(中間ディスプレイ転送システム)、『LNET-830』をご採用いただきました。

この機種はデジタル信号を転送する機種となっており、著作権保護技術(HDCP)に対応した機種で、Blu-rayデッキなどの著作権保護に対応した機器からの映像も転送可能となっております。

切り替え可能な映像入力数は6つあり、パソコンの映像だけではなく書画カメラなどさまざまな教材映像を、中間ディスプレイに表示していただけるようになっております。

LNET-830の用途

一般的なアプリケーションの他に、動画編集ソフトなどを利用されているとのことで、各種のアプリケーションのお手本映像を表示する目的でご利用いただいております。

教卓廻りの写真
LNET-830の操作卓と左横の白いマウスがマーキング用マウス
(クリックで拡大)

現在の運用に関して、情報ご担当の佐久間先生にお話を伺いました。

中間ディスプレイ転送システムを導入される理由

お手本映像を見せるために導入しているのですが、プロジェクターなどを利用した場合、後方の生徒が見にくい点と、小さめの文字などがくっきり表示できない問題が有り、中間ディスプレイ転送システムを採用しています。
「後方の生徒がしっかり見られる」、「高精細に表示する」は授業するうえで非常に重要な要素であると考えています。
その他にも「表示している映像に遅延が発生しない」部分もハードウェア方式のシステムであるメリットと感じています。

全ての生徒に均一な品質の映像を間近に提示できると評価いただいた中間ディスプレイとノートPCが設置された教室
(クリックで拡大)

ご利用のご感想

『LNET-830』に搭載されている、「ハードウェア方式マーキング」は良く利用しています。
生徒に見せている映像の中でポイントとなる部分をマーカーすることで、指導しやすくなっています。
システム自体はトラブルなく運用できており満足しています。

今後の情報教育に関する展望や情報機器へのご要望

タブレットなどの新しいツールも出てきていますが、やはりコンピュータとは別であると考えています。 その点では、今後もPC教室は必要であると思います。
次回は中間ディスプレイに映像を表示する際に、音声も合わせて転送できるシステムが良いかな、と考えています。
動画の編集なども行っているため、音声も合わせて転送することで、より効果を上げた授業ができるのではないかと思います。
『LNET-830』にもマスター装置側に音声出力が有りますが、映像提示と同じで前方と後方の生徒に均等に音を聞かせるためには、中間ディスプレイのスピーカーから出力できる方が良いと考えていますので期待しています。

今回の川口青陵高等学校様をはじめ、多くの埼玉県内の県立高等学校様で『LNET-830』などの『LNET』シリーズをご愛顧いただいております。

今後も川口青陵高等学校様の情報教育の発展に寄与できる製品を、ご提供し続けてまいりたいと思います。

2017年4月 掲載

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