PC周辺機器 FAQ

アナログRGB入力信号セレクタ「LMS-31A」FAQ

ここでは、アナログRGB入力信号セレクタ「LMS-31A」に関するお問い合わせについて記載しています。

3系統の切り替えはどうするのですか?

LMS-31Aでは、「RS-232C方式」「外部接点スイッチ方式」の2種類の切り替え方式がご使用になれます。
以下に各々の切替え方式の例を示します。

■RS-232C方式

パソコンのCOMポートとRS-232Cケーブルで本体のRS-232C制御コネクタを接続することによりコマンド方式にて切り替えが可能です。

同様の内容は、ユーザーズガイドの7~8ページにも記載されています。

(1) RS-232C制御通信プロトコルの設定とコマンド一覧

RS-232C制御通信プロトコルの設定を下記のように設定して下さい。

  • ボーレート :9600bps
  • キャラクタ長 :8bit
  • パリティ :無し
  • ストップビット :1bit
画面切換制御
RGB入力OFF(ソース未選択) [Esc] S31A0 [Enter]
RGB入力1を選択 [Esc] S31A1 [Enter]
RGB入力2を選択 [Esc] S31A2 [Enter]
RGB入力3を選択 [Esc] S31A3 [Enter]
状態取得・コマンドエコー
現在選択されているソースの状態取得 [Esc] S31AG [Enter]
(応答) RGB入力が選択されていない [Esc] S31Ag0 [Enter]
(応答) RGB入力1が選択 [Esc] S31Ag1 [Enter]
(応答) RGB入力2が選択 [Esc] S31Ag2 [Enter]
(応答) RGB入力3が選択 [Esc] S31Ag3 [Enter]

【参考】Windowsに付属の通信ソフト「ハイパータミナル」でも動作させることが可能です。

(2) Microsoft Visual Basic Ver6.0でのサンプルプログラム

FormにRS232Cのコントロール(MSComm)を貼り付けて、ObjectNameをMSCom1にしてください。
RGB入力1を選択する場合のサンプルプログラムを以下に示します。

MSCom1.Settings = "9600,N,8,1"
MSCom1.InputMode = comInputModeText
MSCom1.Handshaking = comRTS
MSCom1.RTSEnable = True
MSCom1.DTREnable = True
MSCom1.PortOpen = True
MSCom1.Output = Chr$(&H1B) & “S31A1” & Chr$(&HD)
MSCom1.PortOpen = False

■外部接点スイッチ方式

2.54mmピッチMIL規格準拠ピンヘッダコネクタ(10ピン)の必要なピンを無電圧スイッチにて制御することで切り替えが可能です。

同様の内容は、ユーザーズガイドの8ページにも記載されています。

外部制御用端子
LMS-31A 外部制御用端子
ピン番号 機  能
1 ソース入力1選択用+信号
2 〃     -信号
3 ソース入力2選択用+信号
4 〃     -信号
5 ソース入力3選択用+信号
6 〃     -信号
7 電源制御用+信号
8 〃   -信号
9 未使用
10 未使用
コネクタ仕様:2.54mmピッチMIL規格準拠ピンヘッダコネクタ(10ピン)

LMS-31A内スイッチ信号入力回路
LMS-31A内スイッチ信号入力回路

フルHDやWUXGAなどの高解像度に対応していますか?

アナログRGB入力信号セレクタ「LMS-31A」では、最大WUXGA(1920×1200)まで対応しています。

RGBケーブルは最長何メートルまで対応が可能ですか?

アナログRGB入力信号セレクタ「LMS-31A」では、入力側で最長5メートル、出力側で最長10メートルのRGBケーブルに対応が可能です。
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