LNET導入事例

コールセンター様向け

コールセンター イメージ
【導入システム】

システム概要

機器選択のポイントは、『長期間の運用が可能なもの』という点でした。

研修ルームには、既にお使いのパソコンがありました。
今後パソコンの入れ替えが発生した場合でも、「研修用システムは長期間運用し続けたい」という意向がありました。
そのため、『LNET-675』をお選びいただくことになりました。

LNET-675は、画像の送受信のみならず、研修生パソコンへのリモート操作機能もハードウェアで実現します。完全に独立したシステムです。
そのためネットワーク・OS・パソコンなど、環境に関わる影響を全く受けることがありません。
将来的にパソコンの買い替え時期が訪れた場合でも、長期にわたりご利用いただくことができます。

またこの特長から、万が一トラブルが発生した場合でも、どの機器を修理に出せばよいのかを区別することが容易になります。

講師の説明に集中しやすい環境を作り出すため、研修生ディスプレイに教材画像を転送。

研修ルームでは、業務で必要となる端末操作画面を提示しながら指導されております。
画像の提示先は、研修生ディスプレイです。
転送画像提示専用のディスプレイを置かない環境にされました。

端末操作画面を転送すると、研修生ディスプレイは必ず転送画像に切り替わります。(研修生の操作は不要)
全研修生を対象に画像を転送した場合は、全員が同じ画像を見るため、講師の方が説明しやすい環境になります。
研修生も、作業を中断することでメリハリがつき、集中しやすくなります。

教材画像を提示中は、研修生キーボード・マウスにはロックがかかります。

先にも記載しましたとおり、講師の方が教材画像を転送すると、研修生ディスプレイは自身のパソコン画面から教材画像に切り替わります。
画像が単純に切り替わるだけでは、キーボード・マウスに触れることで、誤って入力してしまう可能性があります。
『LNET-675』は画像転送に連動しロックがかかるため、このような心配がありません。

プロジェクターも活用し、より説明しやすい環境です。

『LNET-675』はプロジェクターへの投影にも対応しております。
なおかつ、研修生ディスプレイとプロジェクターには別画像を同時に提示させることもできます。

例えば、プロジェクターに操作マニュアルを投影し、研修生ディスプレイには講師の方が操作している画像を提示することができます。
説明時に必要な情報を同時に提示することで、研修生の理解をより深めることができます。

マウスひとつで、重要部分を明確に伝えることが可能なマーキング。

業務で必要な端末画面の中でも、説明に応じて特に重要なポイント(アイコン)が出てくることがあります。
このとき活躍するのが、『LNET-675』のマーキング機能です。
端末操作画面の上に重ねるようなイメージで、定型の図形でアイコンを囲ったり、フリーハンドで描画することが可能です。
講師の方は、専用のマウスを使って直感的に描画することができます。
研修生も、明確に注目すべき点を確認することができます。

研修生パソコン画面もひとつの教材ソースとして、他の研修生に見せることができます。

研修生のパソコン画面を1台ずつリアルタイムで巡回受信することができます。
講師卓にいながら、研修生の状況を把握することができます。
巡回中に、気になる研修生パソコン画面があれば、巡回を止めその1台をじっくり確認することも可能です。
また、受信した研修生パソコン画面を他の研修生に提示することも可能です。

例えば、“入力の失敗例” や “見本になるような対応例” なども、活きた教材として転送することができます。

その他、便利な使い方

研修生のキーボード・マウスを、講師側でリモート操作することもできます。
業務で必要な操作方法を指導中に、とまどう研修生がいた場合は、リモート操作をして見せることができます。
さらには、そのリモート操作中の画像も研修生全員に見せて、研修に活かすことができます。

海外講師の方が多いユーザー様のため、操作ボードにも工夫をしました。
取り外し可能な「英語表記の操作ボード用ブラスチックシート」を特注対応でご用意させていただきました。
操作ボードの上に、重ねるだけの簡単なものなので、必要に応じてご利用いただいております。
(下写真を参照)

英語表記操作ボードパネル

こちらの事例のように、端末操作が多い業界での研修も、強力にサポートすることができます。

2006年3月 掲載

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