LNET導入事例

公立大学法人 福井県立大学 海洋生物資源学部 様

公立大学法人 福井県立大学 海洋生物資源学部
【所在地】小浜キャンパス
〒917-0003 福井県小浜市学園町1-1
【開設】
1993年(平成5年)
【Webサイト】
http://www.fpu.ac.jp/kaiyo/
【概要】

福井県立大学 小浜キャンパスは、若狭湾に面した小浜市、別名「海のある奈良」と呼ばれる風光明媚な歴史のある町の小高い丘にある日本海側唯一の水産・海洋系の学部です。

海洋生物資源学部では海洋の生物資源の持続的な利用を目指して、海の生態系における多様な生物と環境因子との関係や、海洋における生物生産の仕組み、さらに「食」を中心とした海洋生物資源の利用加工やそれらの流通と消費過程について研究および教育に取り組んでいます。また研究、教育を通じて得られた成果を小浜市のみならず福井県などの地域に還元することを含めて、社会との結びつきを強めています。

【教育について】

海洋生物資源学部がめざす教育

海洋生物資源の持続的な利用のために、海洋生物資源にかかわるすべての分野で先進的な教育と研究を展開しておられ、これらの問題解決に取り組むことのできる人材の育成を目指しておられます。
そのために、

  1. 幅広い視点と自らの社会的役割を理解して行動できる能力
  2. 専門基礎能力とさらに進んだ専門知識と応用能力および、自主的な学習継続能力
  3. 情報収集と問題解決のための計画立案、およびコミュニケーションをとって計画を実行する能力

の習得に力を入れています。

導入システム構成

今回ご採用いただきました「デジタル画像双方向授業支援システム LNET-870(画像送受信タイプ)」は、画像の双方向転送が実現できる機種です。
ハードウェア方式のため、送信、受信ともに遅延がおこりません。

画面送信は中間ディスプレイへの一斉送信です。学生のパソコン画面ではなく中間ディスプレイに見本画面や教材画面が送信されてきますので、自分のパソコンを操作しつつ、送信されてきた見本画面を確認できるので、効率よく講義をすすめていただけます。
画面受信は、学生画面を1画面ずつ巡回受信しますので、学生ひとりひとりの理解度を確認することが可能です。

福井県立大学 海洋生物資源学部様のLL教室では、この手法を大変気に入っていただいており、長期に渡りご採用いただいております。2010年に当時のアナログタイプの双方向画像転送システムのご採用から、今回で3サイクル目となります。

システム概要

「デジタル画像双方向授業支援システム LNET-870」の制御は『操作ボード』を使って行います。
四方が約30cmの大きさで、標準タイプの場合は学生座席ボタンを横8列×縦10段と並べたものになります。
カスタマイズタイプの操作ボードは実際の教室や講義室の座席配列にあわせて学生座席ボタンを配置するタイプ(レイアウト対応操作ボード)です。福井県立大学 海洋生物資源学部様では継続してレイアウト対応操作ボードをお使いいただいております。

レイアウト対応操作ボード イメージ図

レイアウト対応操作ボード イメージ図

学生座席ボタンを座席配列にあわせるだけでなく、 不要なボタン(音声関連など)を省き、より使いやすい操作ボードになっています。

LL教室 レイアウト

LL教室 レイアウト

2021年3月 掲載

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