LNET導入事例

高知県公立大学法人高知工科大学 香美キャンパス 様

高知県公立大学法人高知工科大学香美キャンパス
【所在地】
〒782-8502
高知県香美市土佐山田町宮ノ口185
【開学】
1997年4月
【Webサイト】
https://www.kochi-tech.ac.jp/index.html
【基本理念】

(1)来るべき社会に活躍できる人材の育成
(2)世界の未来に貢献できる研究成果の創出
(3)地域社会との連携と貢献

【大学紹介】

高知工科大学様は、1997年4月に開学され、現在はシステム工学群・環境理工学群・情報学群、および経済・マネジメント学群という、理系・文系にわたる4学群を擁する大学です。
「大学のあるべき姿を常に追求し、世界一流の大学をめざす」という高い志を掲げ、クォータ制などの先進的な教育システムをいち早く取り入れて、機動的に最先端を走っています。

キャンパスのまわりに塀やフェンスなどを全く設けないオープンな設計で、隣接する豊かな自然を取り込んだ開放感あふれる環境です。心地よい芝生やクラシックなレンガ造りなどのあたたかな要素と、ガラスやコンクリートで大胆に設計された建築が織り成す独特の景観は、「アメリカ景観建造物協会優秀賞」、「公共建築賞優秀賞」など多くの賞を受賞し、日本でも屈指の美しいキャンパスといわれています。

香美キャンパスでは、システム工学群、環境理工学群、情報学群、経済・マネジメント学群の1年生、理工系大学院生が主に学んでいます。

導入場所及び運用方法

高知工科大学様では、約20年前より、弊社の画像転送システムを継続して導入いただいております。

導入場所は、教育研究棟A~Cのそれぞれのワークステーション室になります。吹き抜け部分を多く設け自然光を取り入れた開放感ある内部空間。学群ごとの壁もなく、分野を超えた交流が盛んに行われています。建物内にはワークステーション室以外に教室、実験 室、研究室、教員室、などがあります。

ワークステーション室の規模は大きく、学生パソコン台数はすべて120台以上設置されています。
中間ディスプレイ台数では60台以上となります。
さらに教育研究棟Cのワークステーションは、多台数の2教室を講義の内容により、2教室別々に利用されたり、統合して1教室として利用されています。

教育研究棟A~C 外観
ワークステーション室

システム概要

アナログタイプの片方向画像転送システムLNET-730は、ハードウェア方式の画像転送システムです。
ソフトウェアは利用していないので、導入されているパソコンのOSに依存しません。
高知工科大学様では、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)システムを導入されており、学生PCではWindowsとLinux「Ubuntu」が利用できる環境になっています。
弊社の画像転送システムであれば、Windowsの授業でもLinuxの授業でも、利用方法や操作は変わらずに、学生側へ映像を配信して授業をおこなうことができます。

提示専用のディスプレイ(学生パソコン2台の間にある中間ディスプレイ)に教卓側で選択した映像が表示されます。あわせて各教室に設置されているプロジェクターにも、選択した映像を表示できるように接続されています。その日の講義内容や教員の授業スタイルによって、教材提示専用ディスプレイを利用した授業、プロジェクターを利用した授業、とフレキシブルに対応します。
また、LNET-730であれば、学生側の中間ディスプレイとプロジェクターに別映像を同時に出力することができるため、教材を複数活用してより理解度を深める講義を行っていただけます。

オプションの分離統合用『マスタースレーブ接続キット』は、2教室に導入されているLNET-730システム同士を接続する各マスター装置用のコネクタボードとケーブルのセットです。
各マスター装置同士を接続するだけで、1教室120人超の各教室毎の講義と、2教室合計250人超を統合した大講義を行う事ができます。

統合授業と各教室を分離した授業の切替操作も簡単です。
各教室の操作ボックスの電源ボタンを短押しすると、各教室毎の分離授業となり、メインとなる教室側の操作ボックスの電源ボタンを長押しすると2教室を統合した授業となります。

表記変更 操作ボックスのイメージ

操作ボタンの表記を教室環境に合わせて変更することが可能です。
使い慣れている名称に変更することで、スムーズな講義進行を図ることができます。

ソース名称の変更だけでなく、使わないボタンの表記を消してしまったり、学校名の表記の追加、学校の校章を入れることも可能です。

すべての操作ボックスが、表記変更に対応しております。

表記変更操作ボックスのイメージ

2022年6月 掲載

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