和歌山県立新宮高等学校　様

• アナログ方式片方向画像転送システム LNET-700

生徒パソコン2台の間に中間ディスプレイ（提示専用ディスプレイ）を設置し、そのディスプレイに先生のパソコン画面や、書画カメラ等の画像を切替えて表示させます。
その画面を見本にして、生徒が自分のパソコン上で、作業を行ったり、授業内容の理解度を自分自身で確認することができます。

ハードウェア方式により配信を行うため、リアルタイムで中間ディスプレイに一斉に画像を送信でき、先生に近い席の生徒と離れている席の生徒で差が出ることはありません。

入力端子には、アナログRGBを5系統搭載しています。うち2系統にはPCディスプレイ用の折り返し端子を装備しています。複数教材に対して十分に対応することができます。

和歌山県立新宮高等学校様の情報教育教室では、2015年より弊社のアナログ方式片方向画像転送システムを使っていただいております。まず、2015年に前身機種のLNET-720を導入いただきました。
シンプルな操作性、リアルタイム転送で好評をいただき、2020年度の更新時には、新機種のLNET-700をご採用いただきました。

以前お使い頂いていたLNET-720は、出力できる映像が1種類のみだったのですが、LNET-700は2種類の映像を同時出力することができます。
例えば、生徒側の中間ディスプレイには先生パソコンの画面、プロジェクターには書画カメラの画面という風に、違う映像を同時に出力することが可能です。
その他、1台で4出力できるスチューデントユニットと、2出力できるスチューデントユニットの両方を混在させることが可能です。※接続方式が違うため、同一ポート上では利用できません。

今回の更新では、別映像を出力できることと、2種類のスチューデントユニットを混在できること、この2つの仕様を活かしたご提案をいたしました。

教室にあるプロジェクター2台にマルチディスプレイ設定の先生パソコンの2画面を、両方のプロジェクターにそれぞれ別に表示する場合（パターン1）と、同じ画面を表示させる場合（パターン2）を、授業の内容や進行具合によって使いわけておられます。