修道中学校・修道高等学校 様
- 【所在地】
- 〒730-0055 広島市中区南千田西町8番1号
- 【設立】
- 1725年(亨保10年)
- 【教育方針】
- 知徳併進
- 【実践綱領】
- 尊親敬師
至誠勤勉
質実剛健
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修道中学校・修道高等学校様は、1725年に設置された広島藩・藩校「講学所」を起源とする、日本屈指の伝統校です。
建学の精神「道を修めた有為な人材の育成」は、建学以来、脈々と受け継がれています。
この建学の精神を実現するため、教学の目標として「知徳併進」を、その実践に向けた心得として「尊親敬師」「至誠勤勉」「質実剛健」を掲げておられます。中高6年間の一貫教育で「自治向上の精神」を培い、自主性を身につけていきます。
『責任ある自由』という言葉通り、細かな規則でしばられない、自由な校風は、生徒一人ひとりの自主的で正しい判断に基づく行動に裏づけられた、自治向上の精神が生み出しています。
中学校・高等学校において【BYOD】生徒1人1台のPCへいち早く対応
パソコンを設置しないパソコン教室を構築
『LNET-870』を導入いただいたコンピュータ教室には生徒用のパソコンが設置されていません。
生徒用のディスプレイ、中間ディスプレイだけが並んでいます。
生徒端末については、授業のたびに生徒が自身のノートパソコン、タブレットを持ち込みます。
修道中学校・修道高等学校様では、企業や大学を中心に浸透しつつある【BYOD(Bring Your Own Device)】環境、生徒1人1台のPC環境に中学校・高等学校でいち早く対応されています。
弊社の双方向ハードウェア画像転送システムを採用頂く事で、教員から生徒への教材提示だけではなく、生徒の画面を教員側で確認をしたり、お手本の生徒端末画面を全員で共有して授業を進める事ができます。
ここまでは通常のPC教室にある機能ですが、BYOD教室なので、生徒の持ちこむ端末はWindows OS Chrome OS iOS Android OS等幅広く、これらの生徒端末画面の確認と全員への提示共有・発表を 運用・導入面でシンプルに実現できる教室となっています。
1人1台環境整備を進めるChromebook他 幅広いOS・デバイスに対応
各種端子を接続するだけのシンプル運用
ソフトウェアの授業支援システムの場合、OSが限定されてしまったり、OSにより利用できる範囲が異なる等が発生します。また、トラブル時の切り分けポイントが多岐にわたります。
しかし、ハードウェア方式の場合、教員・生徒共にシンプルに運用できる点がメリットとなります。
生徒が持ち込んだ、パソコンやタブレットを、机上のアダプタにつなぐだけで、ソフトウェアのインストールも不要。今、注目度が高いChromebookやSurface等幅広い端末を接続可能な構成となっています。
接続については、デバイスによって出力端子が様々です。例えば、ミニHDMI・ミニディスプレイポート・Type Cなどがありますが、すべて接続できるように端子を用意して教室を構成されています。
生徒の作業環境や、教材の見やすさも考えられた教室構成
教員からの教材提示用ディスプレイ以外に、持ち込んだ生徒端末用の画面も、ディスプレイアームに取り付けられて整然と構築されています。
生徒間に置かれた教材提示用のディスプレイで、直ぐ近くでお手本画面を鮮明に見る事ができます。
また、生徒は持ち込んだ自端末画面を大きく表示することは勿論、デュアルディスプレイ環境で利用することもでき、授業での課題作成や自習時の作業効率が上がる環境となっています。
導入システム構成
- デジタル画像双方向授業支援システム LNET-870(画像転送タイプ)
- レイアウト対応操作ボード(LNET-C870F)
- HDMI延長器 LNT-83PE
システム概要
■ハードウェア方式のデジタル双方向機種、OS問わず画像送信だけでなく受信も遅延がありません。
修道中学校・修道高等学校様では、弊社のアナログ信号対応機種『LNET-730』をご活用いただいておりました。
生徒パソコン2台の間に設置された中間ディスプレイへ一斉に映像を送信するシステムです。
今回の更新時、ハードウェアによる画像転送を継承いただきました。
また、これから数年間ご利用いただくにあたり、デジタル信号に対応している機種で、且つ、生徒パソコン画面をハードウェア方式で受信したいというご要望に沿った『LNET-870』をご採用いただきました。
持ち込まれるデバイスがさまざまなのが『BYOD』環境です。つまり、OSもバラバラです。
ハードウェア受信なので、OS問わず画面受信が可能です。
■レイアウト対応操作ボードでより直感的な操作が可能。
今回ご採用いただいたレイアウト対応操作ボードは、教室の机の並びに即してボタンを配置します。
そのため、直感的な操作が可能となります。
画像のみの送受信タイプを導入させていただきましたので、不要となる音声機能(音声送信、会話)関連ボタンも省略いたしました。
2020年8月 掲載