LNET導入事例

会津大学 様

会津大学
会津大学正門(上)と幻想的な雰囲気の冬のキャンパス(左)
【所在地】
〒965-8580
福島県会津若松市一箕町鶴賀
【開学】
1993年4月 (平成5年)
【公式サイト】
http://www.u-aizu.ac.jp/
【学校紹介】
会津大学が目指すもの
to Advance Knowledge for Humanity
  1. "to Advance Knowledge for Humanity“
    人類の平和と繁栄に貢献する発明と発見を探求します。
  2. "学生第一" とし、また、学術分野で高く評価されるとともに福島県、日本そして世界の持続的発展に貢献する技術革新を導く成果を創ります。
  3. "Shine as Pioneers"' 、好奇心、夢そして挑戦精神をもった先駆者として輝くことをモットーとします。

日本初のコンピュータ理⼯学の専門大学として、多くの学生を貴重なIT人材として輩出、国内外の企業等で活躍しております。また、約4割の教員が外国籍です。

スーパーグローバル大学創成支援事業の採択校として、語学に関しても積極的な指導を行われており、国際的な教育と研究環境を提供する、非常にユニークな専門大学です。

導入システム

  • デジタル双方向授業支援システム 『LNET-870 会津大学様向け拡張版』2018年夏正式発売
  • 会津大学様向け専用操作ボード
  • ICカードによる起動対応
  • 8入力4出力デジタルマトリックススイッチ
  • RS-232Cコントローラ
  • 環境制御ユニット
  • 外部入力パネル

システム概要

【フルデジタル画像の双方向システム】

会津大学プロジェクターの左横には、ホワイトボードへの板書を教室の後段へ配信できるようカメラを設置

CALL1/2の2つの教室で、iMacへの入替が行われ、それに合わせた授業支援システムの新システムを導入させていただきました。

コアとなる『デジタル双方向授業支援システム/LNET-870』は、日本初のハードウェア方式/デジタル双方向CAIシステムとなり、今回の会津大学様に先行導入させていただきました。
(正式発売は2018年夏を予定)

以前のシステムはアナログ信号での送受信システムでしたが、今回の更新でデジタル方式での送受信システムになりました。以前と比べて高精細な映像を表示できるようになりました。

【教室全体を制御する専用操作ボードのご提供】

会津大学全ての操作を可能にする専用操作ボード

会津大学様のシステムは、デジタル双方向授業支援システムのコンソール(以下、専用操作ボード)に、その他の機器の制御機能を盛り込みました。

教員は専用操作ボードで、講義の進行をコントロールしていただける環境となっております。

■授業支援機能以外の制御項目

  • 持込映像機器の簡単接続
    (外部入力インターフェースパネル)
  • 教卓廻りの機器類の電源集中制御
  • 室内アンプの音量コントロール
    (音源/マイク)
  • プロジェクターの電源コントロール
  • プロジェクタースクリーンの昇降
  • ネットワークカメラコントロール
  • 室内照明の制御
  • 遮光カーテンの開閉

【使用する教員の負担軽減】

会津大学大学ICカードがシステム起動の鍵になるカードリーダー

上記のとおり、専用操作ボードには強力な制御機能を搭載しております。そのため、専用操作ボードを利用するための鍵を設けました。

旧システムでは物理的な鍵により電源ON/OFFを行っていただいておりました。

今回の更新では、大学様が運用されているICカードを鍵にしました。これにより、講義の度に発生する鍵の入手や返却の負担を無くしました。

また、専用操作ボードは教員と職員の皆さんだけが使用できるようにし、学生のICカードでは使用できないように配慮致しました。

【システムの利用目的】

コンピュータ理工学の専門的な講義の中で、講義自体が英語で行われるものが有るため、英語教育にも力を入れられております。今回導入させていただいた教室がCALL教室というところからも語学教員の方が講義を行うための教室という位置づけになります。

講義で本システムをご利用いただくことはもちろんですが、自習時にもヘッドセットなどを使ったe-Learningシステムが使用できるように配慮した機器とさせていただいております。

ユーザー様のご感想

システム導入担当 教務課/馬場様
システム導入担当
教務課/馬場様

Q1
ご利用開始から3か月ほどが経過しましたが、ご利用いただいたご感想はいかがでしょうか?

これまであったものよりも使いやすいです。 ICカードリーダーは鍵の管理が不要になるために教員方から好評を頂いています。 また過去のシステムでは、スイッチャーや切替器、分配器など色々なメーカーの製品を組み合わせて実現していましたが、1社の製品で機器点数も削減されましたので、管理がしやすくなりました。

Q2
弊社システムをご導入いただくにあたり、決め手はありましたでしょうか?

ハードウェア実装タイプの製品でOSや端末に依存しない所です。 (端末やOSは、更新前はSunRay/Solarisを使用し、更新後はiMac/macOSを使用しています。)

Q3
コンピュータ理工学の専門大学として会津大学様の中で、CALL教室でも行われる語学(英語)教育はどのような意味を持っているのでしょうか?

専門分野は英語が基本になり、基礎学力の向上は今後も充実させる必要があります。 特に3・4年生は英語で授業必須なので非常に重要です。

Q4
文部科学省がスーパーグローバル校として貴校を認定されていますが、貴学の認定校としての取り組みはどのような内容でしょうか?

来年カリキュラムが大幅変更され、大規模な改編を進めており、日本語・英語の講義がそれぞれ併設されます。 留学生が多いので、中には 全科目英語で行う講義も行う予定です。

会津大学馬場様と一緒にお話を伺った情報センター/戸田様(右)

2018年4月 掲載

ページのトップへ