対応解像度はVGA~最大WUXGA(1920 × 1200)までの画像に対応しますので、高解像度の画像を鮮明なままに切替えることができます。
HDMI入力信号を4分配で出力するHDMI分配器
- 本製品は製造・販売を終了しました。
- 後継機として1入力2出力HDMI分配器「LMS-HD12」をご案内しています。
1入力4出力HDMI分配器
LMS-HD14
- HDMI信号を4分配
- HDCP対応で著作権保護コンテンツも分配
- 自動電源ON/OFF
- ※HDCP対応のディスプレイにしか表示されません。
製品概要
「LMS-HD14」はHDMI出力端子を持つパソコン、映像機器、ゲーム機などを1台接続して、映像・音声を4分配で出力できるHDMI分配器です。
著作権保護技術HDCPに対応していますので、ブルーレイやデジタル放送などHDCP対応環境が必要な映像コンテンツも分配することができます。
入力側のHDMI信号を検知して、自動的に電源のON/OFFを行いますので、使用する度に電源スイッチをON/OFFする必要がありません。
特長
1台のHDMI出力機器の画像・音声を4台までのHDMI入力端子を持つ機器に分配
入力端子に接続したHDMI出力機器の映像・音声を4ポートに分配出力します。
著作権保護のHDCPにも対応していますので、デジタルコンテンツを問題なく分配することができます。
WUXGA・フルHD標準対応
HDMI対応
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)」入力端子を装備。ブルーレイプレーヤーなどの最新のAV機器をケーブル1本で接続して、WUXGA(解像度1920×1200)のクリアな画像をデジタル転送することができます。
株式会社ランドコンピュータは、HDMIのライセンス供与を行う団体HDMI LICENSING, LLCに加盟し、正式に認証を取得しています。
HDMI LICENSING, LLC HDMI Adopter:
HDCP対応
HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)は、映像再生機器からディスプレイなどの表示機器にデジタル信号 を送受信する経路を暗号化し、コンテンツが不正にコピーされるのを防止する著作権保護技術(コピーガード)のひとつです。DVIやHDMIなどの接続を経由するデジタルコンテンツの転送で暗号化し不正コピーを防ぎます。
HDCPに対応していますので、HDCP(著作権保護技術)で暗号化されているデジタルコンテンツも問題なく転送することができます。
株式会社ランドコンピュータは、HDCPのライセンス管理団体 Digital Content Protection LLC に正式に加盟し、ライセンス認証を取得しています。
入力ソースの信号を検知して自動的に電源をON/OFF
入力端子に接続したHDMI出力機器の信号を検知して、自動的に「LMS-HD14」の電源をON/OFFします。
ポートが1方向なので綺麗な配置が可能
HDMIポートが、入力端子と出力端子ともに同じ方向なので、ケーブル配線の取り回しが綺麗にできます。フルに使っても省スペースで収まり、ケーブルが絡むこともありませんので、スッキリした設置ができます。
設置に便利な固定マグネットを標準装備
スチール製の机やラックに貼り付けることで設置環境を整えることができます。落下事故防止などにも役立ちます。
- ※1台につき4個のマグネットを取り付けた状態で出荷致します。
HDMIケーブルの抜けを防止するコネクタクランプ
HDMIケーブルは、ケーブル自体の重さでぐらついたり、抜け落ち易い点が気になることもあります。
LMS-HD14では、HDMIケーブルをコネクタクランプでユニットに固定することができますので、ぐらつきや不意の抜け落ちを防止することができます。
- ※1台につき4個のマグネットを取り付けた状態で出荷致します。
環境に配慮した鉛フリーに対応
環境に配慮した製品作りの取り組みとして、人体や環境への影響が懸念される鉛の使用を規制した、鉛フリーに対応しています。
ディスプレイからの情報取得と設定:EDID
パソコンやブルーレイレコーダーなどとディスプレイを繋いで正しく画像を表示するには、パソコンが出力する映像信号をディスプレイが対応する周波数と解像度に合せて正しく設定する必要があります。
通常、パソコンやブルーレイレコーダーなどのソース機器は、電源を入れると接続されているディスプレイやテレビなどの出力機器の入力可能な解像度や信号周波数の範囲などの情報をディスプレイに問合せして取得します。
ディスプレイには対応する周波数、解像度のほか、製造メーカー名や型式など、EDIDと呼ばれる情報が格納されています。これをプラグ・アンド・プレイの仕組みによりパソコンとディスプレイの間でやりとりする事によって、ディスプレイに正しく画像が表示されます。
LMS-HD14では、出力端子に接続したディスプレイからEDIDを自動的に取得して入力端子に接続したパソコン側に返す「EDID自動取得モード」と、特定のディスプレイのEDIDをラーニングしてLMS-HD14内部に保持したEDIDを常にパソコン側に返す「EDIDラーニングモード」があります。
EDID自動取得モード
OUT端子の番号の1から2、3、4の順番に、接続されたディスプレイのEDIDを読み込み、最初に読み込んだEDIDをソース機器(パソコンなど)に伝えます。
接続するディスプレイがすべて同じ型番のものを接続する場合や、OUT端子に接続するディスプレイを変更する頻度が多い場合は、EDID自動取得モードでご使用ください。(LMS-HD14を持ち運んで訪問先のディスプレイを接続する場合など)
EDIDラーニングモード
以下の場合は、ラーニングモードでご使用ください。
ラーニングモードにはSXGA またはFullHD の解像度に固定して設定する方法と、特定のディスプレイ情報を記録する方法があります。
- OUT端子に接続するディスプレイを頻繁に変更しない場合
- 対応解像度が異なるディスプレイを混在して接続する場合
- EDID自動取得モードで表示できない(Out of Range)ディスプレイが発生する場合
DVI接続の場合のご注意
HDMI端子がなくDVI端子があるディスプレイをご使用の場合、DMI→DVI変換アダプタもしくはHDMI→DVI変換ケーブルで接続してください。
但し、その場合は、以下のような制限がありますのでご注意ください。
- DVI端子を持つディスプレイでも、HDMI→DVI変換アダプタもしくはHDMI→DVI変換ケーブルで接続した場合、映像が映らない場合があります。(ディスプレイの仕様によります)
<回避方法>
OUT端子の1~4にDVI接続のディスプレイとHDMI接続のディスプレイを混在して接続する場合は、EDID自動取得モードの時はDVI接続のディスプレイを端子番号1(端子番号の若い端子)に接続してください。
ラーニングモードの時は、DVI接続のディスプレイのEDIDをラーニングしてからご使用ください。
但し、画像は表示できますが、パソコン、ブルーレイプレーヤーなどからHDMI端子で音声を出力する設定にしていても、LMS-HD14のOUT側から音声を取り出すことは出来ません。(DVIモードで動作するため)
接続例
製品写真
背面
仕様
入力端子 | HDMIタイプAメス × 1(画像・音声) |
---|---|
出力端子 | HDMIタイプAメス × 4 |
HDMI規格 | 対応カラーフォーマット:Deep Color 最大36bit 対応帯域:25~225MHz (TMDSクロック周波数) HDCP:1.4 ※ARC、HEC、DolbyTrueHD、3D映像の分配は非対応です。 |
最大対応解像度 | WUXGA(1920 × 1200ピクセル) |
制御 | HDMI入力の信号を検知するフルオートのみ |
電源ジャック | DC電源ジャック × 1 |
メンテナンスジャック | ミニDIN6ピンメス × 1 (※メンテナンス用) |
消費電力 | 9VA以下 |
外形寸法 | 140(W) × 80(D) × 47(H)mm(但し、突起部除く) |
重量 | 約230g |
付属品 | ACアダプタ、コネクタクランプ、使用説明書 |
- ※DolbyTrueHD、3D映像の分配は未対応です。
- ※ARC、HECは未対応です。
購入窓口
■弊社製品を取り扱って頂いている主な販売会社様をご紹介しています。
ダウンロード情報
製品マニュアル(ユーザーズガイド・使用説明書)をPDF形式でご覧いただけます。
下記のリンク先のダウンロードページよりファイルをダウンロードしてください。