鉛フリーに関する取り組み~環境活動~
環境に配慮した製品作り
ランドコンピュータでは、環境活動の主要な取組みとして、環境に配慮した製品作りを推進しています。
鉛フリーのはんだ及びパーツを使った製品の生産を進め、授業支援システム『LNET』シリーズの各モデル、オプション(ハードウェア製品)、PC周辺機器の鉛フリー化に取り組んでております。
現行製品につきましてはすべて鉛フリーのはんだ及びパーツを用いた製造に切替え、今後新たに開発・製造を行う製品はすべて鉛フリーはんだに対応したものになります。
弊社における製品環境マネジメントを推進する課題として、今後とも環境に優しい“ものづくり”を積極的にすすめてまいります。
当社では国際環境規格ISO14001の認証を取得し環境活動に取り組んでいます。
有鉛はんだから鉛フリーはんだへ
電気製品に多く使われる有鉛はんだ
鉛は強度を上げたり加工性をよくしたりするなど、多くの効果を発揮する特長を持つ物質であることから、古くから身近な様々なものに使われてきた重金属の一つで、電子機器の基板部分やはんだにも多く使われて来ました。
一般に言う「はんだ」とは、スズ(Sn)が63%、鉛(Pb)が37% 含まれている合金です。(鉛フリーはんだが使われるようになってからは、区別するために「共晶はんだ」と呼ばれるようになりました。) 有鉛はんだは非常に使い勝手が良く、比較的低い温度(約183℃)で溶けるため、温度特性や作業のし易さから、古くから電気製品等に多く使われて来ました。
鉛の有害性
近年、鉛の有毒性が明らかになり、環境問題として指摘されるようになりました。
鉛や「有鉛はんだ」を使った製品を地中に埋めたり不法に廃棄すると、酸性雨などで鉛が溶け出すことで土壌や地下水を汚染し、動植物が鉛に汚染されてしまいます。汚染された水や植物を人が飲んだり食べたりすると、鉛が体内に入り、人体に障害等を起こす可能性があることが分かって来ました。
鉛が人体に入ると、脳や神経に影響を与えます。主に疲労感、睡眠障害、頭痛、歩行困難、嘔吐、腹痛などの消化器系の障害、骨や筋肉の痛みなどの発症が上げられます。
特に鉛が体内に吸収されると9割以上が骨に沈着し、半分が体外に排出されるには5年を要するという報告(環境省データ)もあり、その蓄積性が人体への被害を大きくしています。
鉛フリーはんだの普及
鉛を含有しない「はんだ」の研究・開発が行われ、現在では有鉛はんだの代替品として鉛フリーはんだの実用化が進み、普及するに到りました。
ランドコンピュータでは、企業の環境活動の一環として、環境ISO14001や欧州のRoHS指令、日本版RoHSとも言われるJ-Mossに沿った自主規制を設け、鉛フリーのはんだ及びパーツを使用した製品作りの体制に切替えました。
鉛フリーのはんだ及びパーツ使用した製品作り
ランドコンピュータでは、環境に配慮した製品作りとして、鉛フリーはんだ及び鉛フリーのパーツを使用した製品の設計・製造を進めています。
- ※欧州連合の鉛フリー及び日本版のJ-Mossでは、鉛の含有率は1000ppm(0.1wt%)以下の規制があります。
ランドコンピュータでは、この規制をクリアした鉛フリーはんだ及びパーツを使用しています。
授業支援システム『LNET』シリーズ
品名 | 型番 | 状態 |
---|---|---|
デジタル片方向画像音声転送システム | LNET-820 | 発売中 |
LNET-834 | 発売中 | |
デジタル片方向画像転送システム | LNET-830 | 発売中 |
片方向画像転送システム | LNET-720 | 発売中 |
LNET-730 | 発売中 | |
LNET-740 | 発売中 | |
デジタル画像双方向授業支援システム | LNET-870 | 発売中 |
授業支援システム『LNET』シリーズ用オプション
品名 | 型番 | 状態 |
---|---|---|
7対3 LNET連動音声セレクタ | LSW-SV73M | 発売中 |
ノートPC対応2対1切替器 | LSW-RG21B | 発売中 |
中間ディスプレイ電源管理ユニット | LNET-MPC2 | 発売中 |
学生ファンクションボタン | LNET-68CAL | 発売中 |