片方向画像転送システムLNET-730特長・機能

  • 本製品は製造・販売を終了いたしました。

片方向画像転送システム LNET-730

授業支援システム『LNET』シリーズの主な特長・機能をご紹介しています。機種選択の参考にご覧ください。

  • ここに掲載している機能は標準仕様のものです。標準仕様以外でもカスタマイズにより対応実績がある機能もありますので、詳しくはお問い合わせください。

システムの特長

ハードウェア転送方式によるリアルタイムの画像転送

画像の転送はハードウェア転送方式ですので、先生のパソコンのマウスカーソルの動きや、ビデオの画面などの動画も遅延なくリアルタイムに転送できます。
データ系LANとは別のモジュラーケーブルを設置しますので、画像転送を行ってもネットワークのトラフィックには影響を与えません。

ハードウェア転送方式 (LNETシリーズによる画像転送)

ハードウェア方式による画像転送

ソフトウェア転送方式

ソフトウェア方式による画像転送

送信ソースの端子にRGB 3系統とビデオ 3系統を装備

マスター装置に、3系統のアナログRGB、3系統のビデオ(NTSC)の入力端子を装備しています。
その中から送信ソースを選択して画像を転送することができます。(ビデオ信号はアナログRGB信号に変換して分配します。)

送信ソースの端子にRGB 3系統とビデオ 3系統を装備

  • アナログRGB 3系統のうち2系統はパソコン接続用の端子で、パソコン画面の折返し用のディスプレイ出力端子を装備しています。3系統目は入力専用で、ノートパソコンやRGB出力端子のある書画装置等の接続に適しています。
  • ビデオ(NTSC)の3系統は、S映像端子と映像端子を各々装備しています。

アナログRGB対応

3系統のアナログRGB入力端子(D-Subミニ15ピン)を標準装備しています。
先生パソコンを2台まで接続できます。また、先生パソコン用とは別に1系統のRGB入力端子を装備していますので、RGB出力端子をもった書画装置や持込みのノートパソコンなどを接続して学生側に画像転送を行うことができます。

アナログRGB入力端子

  • 先生PC1・先生PC2には、パソコンからの入力端子とディスプレイへの折返し用出力端子があります。

高解像度対応アップスキャンコンバータ内蔵

S映像端子/映像端子に接続されたビデオ信号(NTSC信号)の映像は、マスター装置に内蔵の高解像度アップスキャンコンバータを経由することでアナログRGB信号として出力されます。
ビデオ画面をパソコンの画面に表示させるためのスキャンコンバータにTBC(タイムベースコレクタ)を内蔵しておりますので、ビデオデッキの一時静止画面もきれいに表示できます。これによりビデオ教材の活用の幅が広がります。

アップスキャンコンバータ(イメージ図)

ユニット間はモジュラーケーブルで接続

マスター装置(親機)~スチューデントユニット(子機)間、スチューデントユニット(子機)どうしの間は、モジュラーケーブルで接続します。
ネジ止めなどの手間がかからず、敷設も簡単に行えます。

ユニット間はモジュラーケーブルで接続

単線化&通常のLANケーブルに対応

『LNET-730』ではユニット間の接続に、LNET専用ケーブルの他に通常のLANケーブル(CAT5e以上のグレード)にも対応します。 また、単線化に対応し、ユニット間を1本のケーブルで接続できますので、設置時の配線やメンテナンス時に作業が効率的に行えます。

単線化&通常のLANケーブルに対応

スチューデントユニットは2タイプ

『LNET-730』のスチューデントユニット(子機)では、中間ディスプレイを2台接続できるタイプ(LNET-S730)と、中間ディスプレイを1台接続できるタイプ(LNET-S730S)の2タイプをご用意しています。構成に合わせてご使用ください。

デュアルタイプ(中間ディスプレイ 2台接続タイプ)

中間ディスプレイを2台接続できるスチューデントユニット「LNET-S730」

  • 中間ディスプレイがスチューデントユニットから離れている場合は、RGB延長ケーブルをご使用ください。

シングルタイプ(中間ディスプレイ 1台接続タイプ)

中間ディスプレイを1台接続できるスチューデントユニット「LNET-S730S」

設置に便利な固定マグネットを標準装備

スチューデントユニットをスチール製の机やラックに貼り付けることで設置環境を整えることができます。落下事故防止・生徒のいたずら防止などにも役立ちます。

設置環境を整える固定マグネットを標準装備

  • スチューデントユニット1台につき4個のマグネットを取り付けた状態で出荷致します。

画像転送機能

WUXGA・フルHD標準対応・高解像度対応

パソコンの高解像度化は著しく、特にCADを使用する実習などでは高解像度の対応は必須となります。
『LNET-730』は標準でWUXGA(1920×1200)・フルHD(1920×1080)の画像転送に対応しています。

解像度 WUXGA標準対応

中間ディスプレイ(教材提示用ディスプレイ)への画像転送

先生パソコンの画面やビデオ機器(DVD、書画装置)などの教材画像を、中間ディスプレイ(教材提示用ディスプレイ)に一斉送信します。
学生は中間ディスプレイの教材画面を見ながら自分のパソコンの操作ができますので、効率的に学習を進めることができます。

パソコン全てが電源OFFの際にも、中間ディスプレイにビデオ等の映像機器の映像転送ができます。

中間ディスプレイへの一斉画面転送

画像送信 ~ 一斉転送

ワンタッチで中間ディスプレイ(教材提示用ディスプレイ)に教材画面を一斉転送することができます。
先生から教材画面を学生側に一斉転送できますので、学生がすぐに課題に取り組めます。

また、中間ディスプレイを一斉にブラックアウトにすることができます。

画像送信 全学生への画面転送

転送画面に図形や線を描画できるマーキング機能

パソコンやビデオなどの教材画面にカラフルな書き込みをして転送できます。
軌跡や直線だけでなく、円や四角などの図形も自由に描画でき、描いた円の中に文字を書くことも可能です。

転送画面に図形や線を描画できるマーキング機能

中間ディスプレイとプロジェクタに別画面を転送

学生側(中間ディスプレイ)に転送中の画像と異なる画像をプロジェクタに出力することができます。

中間ディスプレイとプロジェクタに別画面を転送

  • ビデオ信号(NTSC信号)の画像は、学生側とプロジェクタで別ソースを映すことはできません。

プロジェクタを10m以上離して接続する場合

プロジェクタを10m以上離して接続したい場合、長いRGBケーブルを使うだけだとケーブルの品質に依存して信号が減衰して画質が低下したり映らなかったりする場合があります。このような場合に、アナログRGB信号延長器「LES-200A/B」でRGBケーブルを延長してプロジェクタを接続すると、クリアな画像で映すことができます。

プロジェクタを10m以上離して接続する場合にアナログRGB信号延長器「LES-200A/B」を併用する例

プロジェクタ出力(出力のON/OFF機能付き)

プロジェクタ出力端子(アナログRGB D-sub 15ピン)を標準装備。学生側の中間ディスプレイへの画像転送とは別に、プロジェクタ出力を独自でON/OFFすることが出来ます。

プロジェクタ出力(出力のON/OFF機能付き)

操作・管理機能

直感的で操作し易いコンソール操作ボックス

操作は教卓上の操作ボックスで行います。
操作はボタンを押すだけですので、直感的な操作で直ぐにお使いいただけます。

操作ボックス(写真はLNET-730用)
  • オプションの「フリーデザイン操作ボックスシート」で、ボタン名を任意の名前に変更したり、校章のマークを入れることができます。

ソフト連動ボタン装備

操作ボックスのファンクションボタン(F1、F2、F3、F4)に簡易ロック機能(学生のキーボード・マウスのロック)、アプリケーション起動、シャットダウン・ログオフ・ウインドウズショートカットキーなどの任意の機能を割り当てて、操作ボックスから実行することができます。
また、授業支援ソフトの「レッスンアシスト」や「マルチスキャン画像表示ソフト」などの機能を呼び出すことも可能です。

LNET-730 ファンクションボタン

赤外線リモコン

赤外線リモコンで、画像の送信・停止はもちろんのこと、送信ソース切換もできます。教室内を巡回しながらでも『LNET-730』の操作が可能です。

赤外線リモコン
  • 赤外線リモコンはオプションになります。

2教室分離統合機能

2教室を各々独立した教室として扱う分離モードと、2教室全体を1教室として制御する統合モードをLNET起動時に選択して操作する機能です。
統合モードでは、操作は主教室側(LNETを起動した教室)でのみ行います。

2教室分離統合イメージ図

  • 2教室分離統合を実現するにはオプションの「マスタースレーブ接続キット」が必要になります。
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